2024-11-10
こんにちは。
毎週木曜日 19:00〜 のクラスを担当しているMASUMIです
暦の上では立秋を迎えましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。皆さん暑さに負けず元気に過ごされていますか?
この暑さで少し夏バテしてる…という方もいらっしゃるかもしれません。
夏は高温の外気と、エアコンで冷えた室内の寒暖差が激しく、自律神経が乱れやすくなります。
長時間エアコンの効いた室内にいる事により、いつの間にか体が冷えたり、アイスや冷たい飲み物などを摂取し夏冷えの原因になります。
低体温になると、免疫細胞の活動も低下ししてしまいます。逆に、体を温めるとリンパ球が増え活性化し、免疫機能が高まります
免疫とは…
そもそも免疫とは何でしょうか?
免疫とは、病原体(ウイルスや細菌)から体を守る防御システムです。体内の老廃物を除去や細胞が傷つけば修復する機能です。
風邪や病気にかかりやすい人、かかりにくい人や、軽症ですむ人、重症化する人がいますが、この差を生むのが免疫力です
免疫力UPの為には?
免疫力を上げるためにどんなことに気を付ければいいのでしょうか。4つにまとめてみました。
① 腸内環境を整える
② 適度な運動
③ よく笑う、ストレスをためない
④ 睡眠
① 腸内環境を整える
食物が運ばれてくる「腸」には免疫細胞の約70%が集まっていると言われています。この免疫細胞は血液やリンパ液によって全身に運ばれ、細菌やウイルスなどを攻撃してくれます。
腸内環境を整える事で、この免疫細胞が活性化されて、風邪などのウイルスや花粉症などの原因となるアレルギー物質などを攻撃してくれるといわれています。
腸にはたくさんの菌が存在しています。それぞれの菌により、好みの栄養分が違うので同じ食品ばかりを摂っていると、腸内細菌も偏る事になります。
食事や食品のバリエーションを増やす事で、腸に良い多様性に富んだ善玉菌を増やす事ができます。
② 適度な運動
体を健康に保つために適度に体を動かすことが効果的です。しかし疲労や筋肉痛を起こすような激しい運動はストレスになるため、免疫にとってはよくありません。
軽い運動で体を動かす事により血液やリンパの流れも良くなり、免疫細胞が体の中を移動しやすくなります。そして体温が上がることで免疫細胞が働きやすくなる効果もあります。
また、日頃運動している方と全く運動習慣がない方では、心拍数の上がり方も違い、同じような年代でも適度な運動量は違ってきます。
運動習慣がない方は、エレベーターではなく階段を使う、一駅分歩く等、普段動いている方なら、ウォーキングやヨガ等、軽く汗をかくくらいを目安に動きましょう。
③ よく笑う
笑うと幸せホルモンと呼ばれる、セロトニンという脳内ホルモンが分泌され、ストレスが軽減され、免疫力アップにつながります。
また笑うと副交感神経が優位に働き、NK細胞という免疫を司る細胞も活性化されます。くすっと笑う程度や、作り笑いでも効果があると言われているので、ぜひ笑ってみましょう
⑤ 休養と睡眠
適切な睡眠時間は個人差がありますが、約7時間~8時間前後の睡眠と言われています
眠りにつき、2~3時間すると成長ホルモンが分泌され、このホルモンが細胞を修復し、疲労を回復させる働きがあります。
24時間身体のコントロールをしている自律神経は、日中活動的になる交感神経と、
夜間活動的になる副交感神経があり、それぞれバランスよく働くことで免疫力が保たれています。
睡眠は、日中働いた脳と体を休ませストレス解消にも繋がります!
まだまだ暑い日が続きそうですが、免疫力アップして、元気に過ごしたいですね